コモンズとしての小水力の意味

 以下は、2009年9月20-21日に開催された第27回エントロピー学会シンポジウムの記録として、同学会誌第68号に掲載した内容の後半である(多少手を入れ、最近の動向は省略した)。前半は1つ前のブログに入れた。
 大規模水力発電と小水力発電のどこが違うのかをしばしば聞かれるが、技術的境界線として明確なものはなく、むしろ社会的意味の違いが重要だと考えている。大規模水力は都市や工業地帯に供給する電源であるのに対して、小水力は地域で消費する資源(コモンズ)だという理解を、歴史から説き起こした内容となっている。

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