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自然エネルギー/シンボルの時代は終わりだ

 電力会社などによる「メガソーラー」プロジェクトの話題が喧伝されている。

 いつまでシンボル作りを続けるのだろう? もはやシンボルの時代は終わり、今必要なのは量的拡大だというのに。
 シャープや昭和シェル石油が相次いで年産1ギガワット級の工場建設を発表した。今のままでは、これらの工場で作られた製品の大部分は欧州に輸出されることだろう。

 求められているのは、「メガワットソーラー・プロジェクト」ではなく、「ギガワットソーラー・プログラム」である。

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国別CO2排出量の一人あたり目標値に関する論考

 「CO2排出量基準は一人あたりが合理的」という記事を少し前に書いた。その後この考え方にもとづいて2050年の目標値を試算したところ、興味深い結論が得られたのでご紹介したい。

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竹島問題/係争地帯を学ぶ好機

「竹島は係争地帯」とはっきり書くべき、というのが持論です。
この件はいずれじっくり書きたかったのだけれど、ニュースになったので、とりあえず簡単に。

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経団連官僚の洞爺湖サミットへのコメントへのコメント

北海道洞爺湖サミットに関する御手洗会長コメント(2008年7月9日、(社)日本経済団体連合会)というものを読んだ。気候変動問題への記述に対する分析は二言で済みそうです。ほとんど情報量がない、情報としての価値がないですねぇ。

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CO2排出量基準は一人あたりが合理的

 来年12月にデンマークで開催されるCOP15に向け、排出量基準が盛んに議論されている。京都で、とりあえず90年比で削減目標を定めたことから、今のところ「○○年比△△%」といった数字が飛び交っている。
 日本に関して言えば「90年を基準年にしたため欧州が有利に、日本が不利になった」という議論があり、基準年をどうするかが交渉課題のように語る人もいる。

 しかし、「○○年比△△%」という方式は、京都でともかく合意を作るためにとりあえず決められた手法であって、必ずしもこの方式に論理的優位性があるわけではない。
 とくに長期的議論、たとえば2050年を議論する際には、この方式はダメだと言って過言ではなかろう。この方式はデルタであって、リープではないからだ。人類が今必要としているのはリープであり、だからこそ2050年をまず議論して目標を定めてからバックキャスティングするという論理構造で議論している。「○○年比」というデルタ型の目標設定は効果を上げないだろう。

 このような考え方の下で合理的な基準の一つが「一人あたり排出量」である。

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今月の自然エネルギー発電焚き減らし効果[2008/06]

2008年5月の自然エネルギー発電焚き減らし価格(1kWhあたり)は:
- 電力価値(火力発電の燃料代): 20.61円
- 二酸化炭素価値(排出量取引価格): 3.04円
合計: 23.64円
です。(端数処理の関係で合計が一致していません)

 電力会社の皆さん、自然エネルギー電力の石油火力焚き減らし効果を正しく評価し、23.64円/kWh で買ってくださいね。

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